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内山峠(うちやまとうげ)は、国道254号上の、群馬県甘楽郡下仁田町と長野県佐久市の境にある峠。国道254号旧道が峠を通っていて、峠は荒船山の代表的な登山口となっている。 == 道路 == === 旧道 === 現在の旧道区間の大部分は1920年に縣道富岡野沢線〔群馬県側を起点とした際の呼び方であり、長野県を起点とした場合、野沢富岡線と呼ばれた(当時はどちらが起点終点かと、明確に決まっていなかったようである)。また、群馬県側の旧道(実質廃道)には「縣道富岡野沢線」の文字が記された石橋(内山橋)が残っている。〕として認定された区間である。その後、昭和14年(1939年)事業で軍事重要道路として整備され、翌年完成。現在の旧道の体系が出来上がった。 戦後、1963年に二級国道254号に指定され、佐久(下仁田)方面に抜けるために多くの車が利用するようになった。また、群馬県の鉄道会社である上信電鉄のバスが神津牧場へと行くためにかつてこの峠道を利用していて、カーブの所々にカーブの番号(○○号)を記した石柱があり、現役国道としてバスなどが行き来していたころの名残を残す。旧道の問題として急勾配、狭路(1.5車線)、九十九折りなどがあり、国道昇格当時の高度経済成長期におけるモータリゼーションの進展に対応できなくなりつつあったために道路改良の要望が高まった〔新道(現国道254号)の工事等については「内山隧道」を参照。〕。1989年の新道(現国道254号)開通後、交通量はほとんどなくなり、一部地元の人などが利用するにとどまっている。現在、国道指定から外れ、されたが、県道44号の方向を示す簡易標識と共に、国道254号の標識も2008年夏ごろに設置されている。また、同場所に国道指定当時のものと思われる看板が立っているが、それには、いわゆる「おにぎり」が看板上に描かれていて、。しかし、、内山峠における旧道区間は国道指定から外れている。しかしながら、国道指定している地図もある。今でこそこの峠は新道開通で一般的な国道として機能しているが、指定当時の二級国道(3ケタ国道)には内山峠のような峠道、山道が多く存在していた。 2007年9月に起きた台風9号により、旧道区間で道路欠落や土砂崩れが発生し、一部区間で通行止めになっていたが、4月以降はそれらも修復されて通行できるようになっている。 旧道でありながらわずか一冬で修復工事がなされたのは、荒船山への登山口として旧道が機能していたり、牧場から佐久へ抜けるのに利用する人もいたり〔神津牧場から佐久方面へ旧道を走ると、新道工事時の工事車輌用の通路があり、そこから新道(現国道254号)に出られるが、そのまま旧道を直進する車輌も多い〕と旧道にも一定の需要あったためであると考えられる。 ちなみに、毎年冬になると、路面凍結の危険があるため、一部区間通行止めになる。期間は例年12月1日から翌年の3月31日まで。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「内山峠 (群馬県・長野県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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